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専門コラム 第85話 深呼吸したくなる部屋に!汗・皮脂臭の解消法

   

人の家では気づくのに、自分の家ではなかなか気付きずらいのが「臭い」ではないでしょうか。

 

特に暑い時期は、普段気を付けている場所の他に、人の汗や皮脂がつきやすい所にも臭いの原因は潜んでいます。

 

そこで今回は、暑い時期ならではのお部屋の汗・皮脂臭対策についてご紹介いたします。

  

深呼吸したくなる部屋に!汗・皮脂臭の解消法

ソファとラグの臭い対策は「乾拭きや重曹」がおすすめ

 

リビングのソファやラグは、人の肌に直接触れやすい場所。

 

ソファの場合は特に座面や背もたれに汗や皮脂がつきやすく、ほおっておくと取れにくくなり臭いが発生しやすくなります。

 

お洗濯可能な布製カバーの場合はいいですが、合皮やレザーの場合はベタつきも気になりますね。

 

正しいお手入れ法で、サラッと気持ちのよい状態をキープしましょう。

 

 

<本革の場合>

本革は皮脂がしみ込むと、なかなか取りずらいため普段の乾拭きが大切です。

気になる場所には、まず水に濡らして固く絞った柔らかい布で、レザーを傷めないようにやさしく拭きます。

その後専用保護クリームを薄く延ばし、しっかりと乾燥させましょう。

 

合皮の場合

柔らかい布で先にホコリやゴミを落とし、水に溶かした重曹水を吹きかけてすぐに乾拭きします。

または粉末状の重曹を気になる部分に振りかけ数時間置いた後、掃除機で丁寧に吸い込めば、気になる臭いが気にならなくなります。

本革や合皮は普段から乾拭きをする、布カバーのソファの場合は3ヵ月~半年に一度は洗濯するのが理想です。

 


 

忙しい方は汗をかきやすい時期だけでも、直接肌が触れるパーツに大きめの布でカバーしておくとお洗濯もしやすいですね。

 

 

また玄関やリビングのラグも、重曹パウダーでケアを。

 

ただし、暑い季節によく使われるイ草やジュートに重曹は使えません。

 

気になる場合は、裏表に掃除をかけて埃を取り、裏面を上にして陰干しすれば、消臭のついでに湿気も取れ、カラリとした足元を保てますよ。

 

寝室では週1のシーツ交換と日々の風通しがポイント

 

 

寝室では、寝苦しい夜の汗対策を実践している方は多いでしょう。

 

大人の場合、年間を通して寝ている間に排出される汗の量は、一晩に約コップ1杯分に相当します。

 

暑い時期なら、なおさら発汗も多く、湿気による細菌やダニ、臭いの発生が気になります。

そんな湿気のこもりやすい布団対策には、起きたら掛け布団を戻さず足元に畳んで湿気を放出させるのが第一。

 

その後窓を開け10分ほど部屋の換気をすることで、布団にも空気が通りやすくなります。

これを毎朝の習慣にするだけでも、かなりの臭い対策になります。

 

ちなみにシーツのお洗濯頻度は、少なくとも週1回が目安。

 

汗をかきやすい季節だからこそ、カラッと気持ち良い布団で一日の疲れを癒したいですね。

 

またペットと一緒に寝ている方は、それが室内の臭いの原因になることも。

 

動物の抜け毛やフケは、ヒトとまた違った臭いと感じる方が多く、通常よりこまめなシーツの取り換えが必要です。

 

対策としてペット用のブランケットやベッドを用意してあげることで、取り替えやお洗濯がしやすくなり、臭い対策に繋がるでしょう。

  


 

いかがでしたか?

 

暑い季節に気になる、お部屋の汗・皮脂の臭い対策についてご紹介しました。

 

特にリビングのソファやラグは、忙しいとつい先延ばしになってしまいがち。

 

お手入れ法を再認識しておくことで、時間のあるときに迷わず行動に移しやすくなりますね。

 

ただでさえ不快になりがちな季節。

 

こまめな臭い対策で、爽やかなお部屋を目指しましょう。

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。