専門コラム 第24話 海外のインテリアトレンドでお部屋をブラッシュアップ!
おうち時間が長くなり、毎日過ごすインテリアにもどこか新鮮さが欲しい時期ではないでしょうか。
定期的にインテリアをアップデートすることは、より居心地の良い空間を作るのと同時に、心のリフレッシュにも繋がりますよね。
そこで今回は、いつもの部屋に新鮮さをもたらしてくれる海外インテリアのトレンドをピックアップ。
日本の暮らしに取り入れるためのちょっとしたコツもご紹介いたします。
海外のインテリアトレンドでお部屋をブラッシュアップ!
日本の暮らしにフィットしやすい大自然の色「アースカラー」
パンデミックの影響もあり2021~2022年にかけて、おうちの中で自然に身を置いたような気分になれるアースカラーが注目されています。
特に大地を思わせるブラウンやサンドカラー、カーキ、またオリーブの葉やハーブのようなグレイがかった淡いグリーンが人気です。
これらの色はホワイトやベージュ、明るい色の木目や和のテイスト、天然素材の雑貨やファブリックとも相性がよく、ナチュラルなインテリアが好きな方に最適。
海外では特にグリーンが壁色のトレンドとして人気ですが、より手軽に取り入れるならアクセントクロスとして取り入れたり、カーテンやラグなどの面積の広いファブリックに取り入れるのも合わせやすくておすすめです。
自然の織り成す色合いが、心に落ち着きももたらしリラックスした雰囲気を作ることができますよ。
サステナブル&オーガニックな素材に注目
サステナブルなライフスタイルが定着している海外では、竹やストロー、ラタン、ジュートなどの天然素材がモダンに生まれ変わってたくさんのインテリアスタイルに使用されています。
特に竹は丈夫で長持ち、水回りにも強い再生可能素材のため、キッチンツールや家具に、またラタンは照明やアームチェア、収納家具などのプロダクトにも多く活用されています。
デザインが軽やかでモダンな印象のものが多いため、ナチュラルモダンやミニマムテイストのインテリアとも相性抜群。
開放感のある雰囲気をおしゃれに演出したい方にはぜひ一度検討してみて欲しい素材です。
カラフルなベルベットタッチのファブリック
2018年から引き続き「ベルベット」素材も健在です。
以前はグリーンがトレンドの中心でソファやアームチェアに多く使われていましたが、2021~2022年はピンクやイエロー、ブルーなどカラフルでハッピーな色合いも人気です。
明るい色がお部屋のアクセントになりますし、光沢感のある滑らかな質感はラグジュアリーな雰囲気をもたらしてくれます。
秋冬の模様替には、ベルベット素材はクッションで取り入れるのが気軽でおすすめです。
ひとつ置くだけでもリッチで温かみのある雰囲気を作ることができるため、季節感を演出したいときにもぴったり。
色違いでグラデーションにしたり、レトロな花柄や植物柄などと合わせればぐんとトレンド感のあるソファ周りができあがります。
お部屋にいつもと違うテイストを加えてみたい、新しいインテリアスタイルに挑戦してみたいとお考えの方に、おすすめの海外トレンドをご紹介しました。
模様替えやお部屋の色選びにお悩みの方は、ぜひヒントにしてみてくださいね。
もともと技術的なことが大好き。
前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。
そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。