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専門コラム 第14話 子どもと過ごすリビングの空間づくり

  

小さな子どもと過ごすリビングでは、あちこち走り回ったりおもちゃが散乱したりと、カオスになりがち。

 

「のびのびと過ごしてほしいけど、理想のインテリアも目指したい!」

 

、、、と空間作りに頭を悩ませる方も少なくないでしょう。

 

そこで今回は、大人も子どももハッピーになれるリビングの空間作りについてお話します。

 

 

子どもと過ごすリビングの空間づくり

リビング=ソファの概念にとらわれない

 

小さなうちは、リビングで過ごす時間が多い子どもたち。

 

危険回避のため、できるだけスペースは確保しておきたいなら、「リビング=ソファという概念にとらわれない方法」もありではないでしょうか。

 

たとえばリビングダイニング兼用の「ダイニングソファ」は、小さなお子さんと暮らすライフステージでは魅力的な家具のひとつ。

 

テーブルに合わせた高さと座面の程よい弾力性が特徴で、食事中も体勢を崩すことなく、長く座っても疲れにくい作りになっています。

 

リビングが広く使えるだけでなく、子どもやペットものびのびと遊べお掃除も楽になります。

 

特にベンチタイプは後ろに引く必要がないため、省スペースも期待できます。

 

小さな子どもなら3人くらいまで座れるので、お誕生日会などにも活躍してくれますよ。

   

  

キッズフレンドリーのラグでリラックス感を

  

ソファを置かないリビングは、キッズコーナーも広く取れます。

 

大人もリラックスできるよう、座り心地の良いラグにビーズクッション、コーナーには一人掛けチェアなどでコーディネートするのもおすすめです。

 

特にラグは床面積を大きく占めるので、インテリアになじむもの、もしくはアクセントになるデザインを選ぶのがポイント。

 

たとえば「畳マット」は、赤ちゃんのいる家庭では食事からお昼寝、おむつ替えまで大活躍。

 

縁のないタイプはフローリングになじみやすく、ナチュラルスタイルや北欧インテリアにも相性良くコーディネートできます。

 

また「タイルカーペット」は、部分洗いが可能でカラー展開が豊富なため、お手入れしやすく幅広いインテリアスタイルに合わせた色合わせが楽しめます。

  

どちらも程よい厚みで座り心地が良いこと、重ねて片付けられること、インテリアを損なわない見た目でメリットの多いラグです。

  

 

子どもが喜ぶリビングの装飾アイデア

 

子どもと楽しめるインテリアは、コミュニケーション作りにも効果的。

 

スペースがあれば、ティピーテントや天蓋カーテンなどで秘密基地風のスペースを作ってあげても楽しいですね。

 

家具やファブリックはニュートラルカラーや天然素材をベースに選べば、 “ポップな印象”も抑えられインテリアにもなじみやすくなります。

 

また子どもの書いた絵や家族で撮った写真は、積極的に投入を。

 

たとえば、好みのアートフレームにコルクボードを挟みガラス板を外しておけば、入れ替え簡単で安全な壁面アートが完成。

 

壁面もスッキリと見えますし、子どもの自己肯定感も高めてくれます。

   

   


   

 

いかがでしたか?

 

子どもたちと過ごせる時間は、人生においてほんの一瞬。

 

ちょっとした工夫をすることで、素敵な思い出として子どもの記憶に残るなら、とても嬉しいことです。

 

ぜひ新しい空間作りのヒントにしてみてくださいね。

  

    

記事提供:オフィスアシスト Michi  代表 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。