専門コラム 第62話 夏のハーブ活用法。心と体が整うフットバス
ジメジメとした梅雨から夏、足先の不快指数が高まる時期ですね。
フレッシュハーブを使ったフットバスで、心と体の調子を整えてみませんか。
家にあるもので簡単にできるので、暑い季節のリフレッシュにも最適ですよ。
夏のハーブ活用法。心と体が整うフットバス
1. 夏の足湯にはメリットがいっぱい
裸足で過ごす時間が増える夏。
クーラーの効いたお部屋を素足で歩いたり、夜はシャワーですます、なんて方もいるのではないでしょうか。
そんな夏の足先は、自分が思っているよりも冷えを感じています。
なんとなくだるさが取れない、足が疲れやすいのはそんな「冷え」が原因かもしれません。
そこで試してほしいのが、あえて夏にする「足湯」ならぬフットバス。
足先から体全体の血行を促し健康になれるだけでなく、足もサラサラと気持ち良く清潔に保てます。
ハーブの爽やかな香りで、気分もスッキリとリフレッシュ。
全身浴に比べて体の負担が少なく着替える必要もないので、疲れているときや高齢の方にもおすすめです。
2. フレッシュハーブのフットバスのやり方
春夏はたくさんのハーブが出回る時期。お庭や鉢植えで育てているけど、「使いきれない」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなハーブを使って、清涼感たっぷりのフットバスを楽しんでみましょう。
用意するのはミントやローズマリー、ラベンダーにバジルやタイム、オレガノなどのお好きなハーブ。
爽やかな香りのあるハーブには、抗菌・殺菌、消臭作用があると言われており、汗をかきやすい足元に嬉しい効果が期待できます。
準備は簡単。
足がつかるボウルやバケツ、たらいなどに熱めのお湯を少しはり、ハーブを浮かべます。好みの温度に水を足せば準備完了です。
3. プラスαでリラックスタイムを優雅に過ごそう
フットバスにはハーブに加えて、お庭にある花の花びらを浮かべても。
お好みのエッセンシャルオイルを垂らしたり、血行を良くするエプソムソルトを足すのもいいですね。
また、ココナツミルクを加えると乾燥しがちな踵や指先も潤います。
さて足先をつけたら、立ち上る香りを楽しむこと15分~20分。
読書をしたり水分補給のためのドリンクを飲みながら、リラックスしたひとときを過ごしましょう。
滞った体と心の流れが、ふっとスムーズになります。
また熱中症予防には、冷たい水を使うことで火照った身体をクールダウンできます。
冷やし過ぎは禁物ですが、酷暑の暑さしのぎや、シャキッとしたいときなどの気分転換にもおすすめです。
いかがでしたか?
きらめく水面と鮮やかなグリーンは、見た目もとても涼やか。
余ったハーブはガラスのボウルに浮かべ、窓辺に飾っても素敵なディスプレイになります。
体と心に優しいハーブのフットバス。
夏をヘルシーに乗り切るためにも、ぜひ試してみてくださいね。
もともと技術的なことが大好き。
前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。
そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。