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専門コラム 第82話 テレビを目立たせない!おしゃれに存在感を払拭するコツ

   

今は好きな番組や映画さえ、個々にPCやタブレットで楽しめる時代。

 

テレビ離れが囁かれている昨今ですが、かつては大きなテレビが「富の象徴、3種の神器」だったのは昭和の話。

 

今はどちらかというとテレビを目立たせない、海外ライクなインテリアが人気の傾向にありますね。

 

そこで今回は、テレビを主役にしないインテリアのコツについてご紹介いたします。

  

テレビを目立たせない!おしゃれに存在感を払拭するコツ

プロをも悩ませるリビングの「黒い」存在感

  

 

おしゃれな部屋は、スッキリと整っていることが基本。

 

テレビの真っ黒な画面は、何も映ってないと無機質でどこか重たく「インテリアから浮いている」と感じたことはありませんか。

 

そもそも「テレビがあるのは当たり前だから、気にしたこともない」という方も多いかもしれません。

 

だけど、もしあのブラックホールのような存在がなかったら?

 

お部屋はもっとお気に入りの家具やアートが引き立つ、落ち着きのある場所になるのではないでしょうか。

 

じつはテレビの存在感を隠すというテクニック、数々のインテリアデザイナーや建築家も頭を悩ませています。

 

美しいインテリアに突如として現れるスクリーンは、統一感に欠け生活感も出てしまいがち。

 

でも造り付けのキャビネットや扉で隠すのは、予算的にもハードルが高いですし、できるならシンプルな方法で対処したいものです。

 

テレビの存在感を消すおすすめの方法4つ

1.テレビの背面壁をダークカラーにする

 

 

白い壁に配置された黒いスクリーンは、色のコントラストで浮いてみえます。

 

ならば背面の壁もダークカラーに、明度の差を薄めてテレビを目立たせないようにします。

 

異素材を設置するもよし、アクセントカラーのクロスを貼るのもよし。

 

モダンでおしゃれな雰囲気も演出できます。

 

2.テレビの傍に大きなアート作品やフロアランプ、植物を置く

 

 

よりシンプルにできるのが、テレビの傍に大きめのアートポスターやフロアランプ、植物などで視線を逸らす方法です。

 

植物はテレビのサイズ以上の高さがあるものが、バランスが取りやすいでしょう。

  

3.ギャラリーモードでアートに見せる

 

 

お気に入りの食器やキッチンツールは、インテリアとして「飾る」のも良い方法。

 

テレビ画面をギャラリーモードにして、アートフレームのように見せるのも手です。

 

特に壁掛けや三脚型のテレビスタンドを使えば、アート的要素も高くなります。

 

ゆっくりと寛ぎたいときには美しい自然や揺れるキャンドル、仲間と盛り上がりたいときにはカラフルな画像にするなど、気分やシーンに合わせて変えられるのもメリットです。

 

4.テレビの代わりにプロジェクターを使う

 

 

昨今では「プロジェクターをテレビ代わりにする」のも人気です。

 

テレビがないぶん部屋が広く見え、レイアウトの自由度も上がります。

 

また窓が多く壁の少ない部屋でも、天井にロールスクリーンを設置すれば、窓の前でも画面が作れるのも魅力です。

 

大画面でより低コストに映画やスポーツ観賞を楽しみたい、なんて方は思い切ってプロジェクターに変えるのもスマートな解決法かと思います。

 


 

いかがでしたか?

 

見るときは便利なテレビだけど、使わないときはなんだか存在感が大きくて目障り…そんなインテリア好きの思いを払拭できる方法をご紹介してみました。

 

ぜひ、おしゃれで快適なお部屋づくりのヒントにしてみてくださいね。

    

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。