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専門コラム 第90話 ジャパンディに挑戦!試してみたいシンプルステップ

   

北欧スタイルに穏やかな和テイストが魅力の海外インテリアスタイル「ジャパンディ」。

 

洗練かつ静寂感のある雰囲気に憧れる方も多いのではないでしょうか。

 

挑戦してみたいけど「どこから始めていいのかわからない」という方も、もしかしていらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は、お部屋をジャパンディに近づけられるシンプルステップをご紹介いたします。

  

ジャパンディに挑戦!試してみたいシンプルステップ

まずは色を抑えた北欧インテリアをベースに

 

北欧インテリアがベースのジャパンディは、色の統一感がとても大切です。

 

今ある部屋をスムーズにシフトするなら、まずは部屋全体の配色を白やアイボリーなどのニュートラルカラーやナチュラルなアースカラーにしてベースを作りましょう。

 

濃い床などは部分的にラグでカバーするなど、大きな面積は色の強弱をつけ過ぎないのもポイントです。 

 

締め色の黒は、小物やアートで小さく取り入れることでバランスも取りやすくなります。

 

窓回りは「直線」デザインがおすすめ

 

出典:Nook&find

  

空間の印象を変えるには、大きな面積を変えるのが成功への近道。

 

ベースが整ったら、次は窓廻りに注目です。

 

窓辺に和の美意識「直線」を取り入れて、ジャパンディのすっきりとした印象に近づけてみましょう。

 

たとえば和紙を使ったプリーツスクリーン、縦線が強調されるバーチカルブラインドや生地に落ち感のあるカーテンなどがそれにあたります。

 

和紙やリネンのような自然な素材感や、落ち着いた色調のファブリック選びも大切なポイントですよ。

 

やわらかな光の照明にチェンジ

  

 

おしゃれな印象に欠かせないライティング。

 

ジャパンディの洗練された雰囲気作りには、拡散型のペンダントライトやフロアランプ、彫刻のようなテーブルランプがとても有効です。

 

嬉しいことに、ジャパンディスタイルには和紙や竹など自然素材のプロダクトも多く、比較的気軽に挑戦できます。

 

光沢の少ないマットな質感や、ふんわりと光が透過する素材を使ったものを多灯照明にし、明るすぎない落ち着いた雰囲気作りを目指してみましょう。

 

壁の「色や質感」で大胆な模様替え

  

出典:Mybettershelf

  

シンプルな白い壁紙は合わせやすいですが、没個性になるのがちょっぴり残念。

 

自分らしさをより演出したいなら、壁色や質感を変えるのもワンランク上の部屋つくりに効果的です。

 

たとえばアクセントウォールにアースカラーを取り入れたり、昨今人気の「木製防音パネル」も空間に大きな変化をもたらしてくれます。

 

縦格子の防音パネルは、騒音防止効果だけでなく天井を高く見せてくれるのも嬉しい魅力です。

 

フォーカルポイントにプラスするだけで、アートや雑貨が映えるおしゃれなコーナーの出来上がり!

 


 

いかがでしたか?

 

住む人に静穏と癒しをもたらすジャパンディスタイル。

 

今回はDIYが苦手な方やインテリア初心者の方も、比較的挑戦しやすい方法をご紹介してみました。

 

ここにいるだけで心が安らぎ、また明日からがんばれる。

 

そんな自分らしい空間作りを目指して、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。