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専門コラム 第70話 ウィンターブルーを解消するインテリアのコツ

   

師走のキラキラしたイベントを尻目に、なんだか気持ちが沈むと感じたことはありませんか。

12月~3月は日照時間の低下で、軽いウィンターブルー(冬季うつ)を感じる方が増える時期でもあります。

 

食事療法や運動などさまざまな対策法がありますが、じつは身近な自宅のインテリアでもできることはあるんです。

 

おうちで簡単にできるアイデアを試してみませんか。

  

ウィンターブルーを解消するインテリアのコツ

1. ゆるく断捨離をしてみる

  

ゴチャゴチャとしたものに囲まれた暮らしは、イライラするし幸せな気分も萎えてしまいます。

 

まずは不要なものを手放し、限られたものを大切にすることに目を向けてみませんか。

 

片付けが心にもたらす効果は絶大です。

 

部屋をすっきりさせることは、心の整理にも繋がります。

 

集中力も増し、気持ちもポジティブに傾くでしょう。

 

ただし「ちゃんとやらなくちゃ」という完璧主義は、かえってストレスを生みかねません。

 

そんなときは、“断捨離したいものボックス”を設けて、ただ入れておくだけでも充分です。

 

「できるところから少しづつ」を、意識することも忘れずにいたいですね。

   

2. プレゼレイアウトや照明を変えてみるントは「体験」を贈るのもあり

 

 

ウィンターブルーの原因は、日照から得られるセロトニン(幸せホルモン)不足が原因と科学的にも証明されています。

 

たとえば自宅でリモートワークをする場合、通勤がないぶん日照時間も減ってしまいがち。

 

そんなときは、冬の合間だけでも窓から太陽の光を浴びれるよう、部屋のレイアウトを変えてみるのもひとつの手です。

 

日当たりの良い場所にデスクを移動させる、窓の前の大きな鉢植えや飾りを移動させる。

 

厚手のカーテンを閉めっぱなしにしないなど、一度チェックしてみるのもいいでしょう。

 

また自然光があまり入らない部屋の場合、調光ランプを使い昼は明るく、夜はあたたかみのあるオレンジ色で落ち着いた雰囲気を演出するのもおすすめです。

 

3. ビタミンカラーを取り入れる

 

 

冬のインテリアには、暖色系カラーを取り入れるのも効果的。

 

クッションやひざ掛け、キッチンタオルなど、簡単に取り替えができて安価なものなら比較的取り入れやすいでしょう。

 

特に赤やオレンジ、イエローなどのビタミンカラーは、落ち込みや無気力な気分を緩和させる効果があると言われています。

 

さらにビタミンカラーを引きたてるゴールドや真鍮、ミラー加工の雑貨や小物をプラスすれば、光を反射し周囲も明るく見せてくれますよ。

 


 

いかがでしたか?

 

その他にも部屋に自然を取り入れる、ポジティブで親しみのあるアートや文字を飾るのも気分転換になります。

 

小さなことですが、試してみると意外な心の変化に気づけるかもしれません。

 

ぜひ冬を明るく元気に過ごすための、ヒントにしてみてくださいね。

    

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。