専門コラム 第303話 断捨離と自分自身を喜ばせることについて
2月の投稿で、去年処分できなかった物がある方に、春分の日(3月20日)までに処分してしまうことをおすすめしました。
筆者も完璧ではありませんが、少なくとも自分のものについては、何が何処にあるくらいは大体把握できるほど、物を整理してしまいました。ただこれで終わった訳ではありません。
次の目標は、いわゆるミニマリストの人たちと同じくらい、モノを少なくしようと考えているんです。
断捨離と自分自身を喜ばせることについて
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」趣旨の祝日
それはさておき、春分にあたる3月20日という日、日本人にとって大切な日です。
土の中で冬ごもりしていた虫たちが活動を始め、清らかでいきいきと生きていくときの転換点に当たります。
たいそうもないことを偉そうに書いていますが、筆者がこのことを知ったのは今年です。
でもとんどの人は、そんなのはどうでもいいこととして、扱ってきたのではないでしょうか。
僕もそのひとりです。
でも今年は違っていました。
ひとつは、断捨離の期限に3月20日という日を定めていたこと。
またそのおかげかどうか定かではありませんが、3月20日の朝、とても気分よく目覚められたのです。
自分自身を喜ばせることとは?
春分の日を迎えて思ったことがもう一つあります。
それはもっと自分のことを愛してあげること。
分かりやすくいうと、自分自身を喜ばせてあげることを、これから意識的してみようということです。
これは、営業という仕事についている皆さんにも共感できる話題ではないでしょうか。
というのも、僕等営業は、ともすると、人に与えることがメインになるすぎるきらいがあるからです。
そして、人に与えてばかりいると、知らぬ間に心身が擦り減っていきます。
僕等は想像以上に疲れている。そのことをもう少し意識した方がいい。筆者は心底そう思います。
ただどうやって、自分自身を喜ばせてあげたらいいか?
急に聞かれても、普段していなければ、見当も付かない方もいるでしょう。
たとえば「身だしなみを整える」こと。
表現を変えると、もっとお洒落を楽しむことです。
ちなみに服装や髪型から来る第一印象は、営業にとって最大の武器とも言えます。
もちろん見てくれは自由なので強制はしません。
ただ、できることならスマートでお洒落な方が良いに決まっています。
そしてお洒落は、相手に好感を与えるだけではありません。
あなた自身を喜ばせてあげることにもなります。
また自分自身を喜ばせてあげることは、逆にいうと周りも良い波動を及ぼします。
だから自分を愛してあげることは、とても重要なことです。
もちろんこれ以外にも、自分を愛してあげること、喜ばせてあげることは幾らでもあります。
睡眠を十分摂ること。
そして美味しい食事を頂くことも、自身を喜ばせてあげることの基本中の基本です。
どうしてこれらが基本中の基本なのかというと、これらはすべて身体を喜ばすことになるからです。
正しいマッサージやストレッチなども良い習慣です 。
これを女性性(潜在意識)と男性性(顕在意識)を統合させると言い、スピリチュアル的には、人生が好転する際、欠かせないもの——よく「ワクワクする事をやる」などと言いますが、ちょうどそれにあたります。
モノを減らしたい最大の理由は時間の節約
このように、自分を愛してあげることは、なにかをプラスするという方法だけではありません。
マイナスにするやり方もあります。
たとえば髪を切ることもあなたを喜ばせてあげることですし、冒頭で紹介した断捨離も、自分を愛してあげることです。
そしてそこで言った当面の目標。
それは「ミニマリストの人たちと同じくらい、モノを少なくしようと考えている」ことです。
モノを減らしたい理由はいろいろありますが、最大の理由は、暮らしをシンプルにすれば、自ずと時間の節約にも繋がります。
できればそこに到達したいと考えているんです。
ただ次のフェーズでは、パートナーの意向も考えなければなりませんから、決めるまで時間はかかりそうです。
それでも夫婦とも、物質的に欲しいものは子供部屋のエアコンの買い替えぐらいです。
筆者に関しては、いま住んでいるところが田舎なので、旅行やレジャーに関して、特に心動かされることもありません。
まあ今回は余計なことも書きましたが、皆さんにとって、自分自身を喜ばせてあげること何でしょうか?
ヒマなときに、そんなことも考えてみると良いかも知れません。
記事提供:経営ビジネス相談センター(株) 代表取締役 中川 義崇
弊社は、日本で唯一の『営業マンのための人事考課制度』を専門的に指導するアドバイザリー機関です。
営業マンの業績アップを目的とした人事考課制度を構築するための指導、教育・助言を行っています。
また、人事考課制度を戦略的に活用し、高確率で新規顧客を獲得するための方法論を日々研究しています。