第182話 「モノマネ」や「コピー」こそ、最高の学び
前々回の記事の最後のほうで、 ジャズの世界でも、譜面も理論も知らなくても、素晴らしいアイデアで聴衆を圧倒する、類稀なインプロバイザーがいます。そして彼ら多くは、先人が創造した作品のトランスクライブ(いわゆるコピー)によって、自分の音楽を形成しています。音楽作品...
前々回の記事の最後のほうで、 ジャズの世界でも、譜面も理論も知らなくても、素晴らしいアイデアで聴衆を圧倒する、類稀なインプロバイザーがいます。そして彼ら多くは、先人が創造した作品のトランスクライブ(いわゆるコピー)によって、自分の音楽を形成しています。音楽作品...
2021年の始まりは、日本のメディアはそうでもないようだったのですが、米国大統領選でアメリカが揺れていたことを思い出します。 そして心ある人の大部分が、大手メディアの偏った報道に「心底うんざり」させられました。 で、そんな中で再評価されたのが、ニュース...
以前こちらのコラムに、 「最強のコピーライティングバイブル」から読み取るセールスライティングの魅力とは? セールスレターの「6 フレーム」について【前編】と、 その【後編】 そして、 ギャップが人を動かす!神田昌典氏の「PASONAの法則」とは というタイトル...
自分の仕事でもある住宅営業の未来についても、色々考えました。 そして現時点で落ち着いた考えを述べると、結局「売る」ほうについてはコピーライティングスキルが、そして建物(家)のほうについては、プランニングスキルが最重要だということです。 日本語で言うと、...
今回から気分を変えて、このコラムでもよく登場するサンキューレターについて書こうと思います。 営業が書くレターといえば、本コラムの読者なら、ニュースレターが真っ先に思い浮かぶかもしれません。 でもニュースレターは、強くお勧めはするものの、本コラムでも「必...
先回に続き、フローとストック、そして特に今回はストック型ビジネスへの移行について、見ていきましょう。 たしか先回は、ワクワク系の代名詞とも言えるニュースレター。 しかし、この「ニュースレターだけが、顧客との関係性を作るアイテムではない」と言ったところで...
今回は、小坂裕司氏のワクワク系マーケティングで展開される理論、また新刊『「顧客消滅」時代のマーケティング』( PHP 研究所 2021/2/26)から気になる言葉を抜き出し、コラムを作成していきます。 どうしてこの期に及んで、小坂裕司氏の考えに惹きつけられ...
前回に続き、「ニュースレター効果」をまとめていきます。 なお繰り返すようですが、この【備忘録&総まとめ】はニュースレターのスタンダードな特徴を中心にまとめております。 皆さんにとって何かの参考になれば嬉しい限りです。 【備忘録&総まとめ】「...
神田昌典氏が2014年に出した『禁断のセールスコピーライティング』は、若き日の「顧客獲得実践会」——現在は「次世代ビジネス実践会」に発展しているよう——のニュースレターを集約した本であり、かつての神田イズムに触れられます。 そしてこの本には、「禁断のレター...
先回に引き続き、ワクワク系マーケティング実践会を20年来主宰する、小坂裕司氏について話そうと思います。 それにしても、なぜいま小坂裕司氏なのでしょう。 ひとつにニュースレターについて、彼ほど分かりやすく伝える人はいないと思うから。 特に私のような古い...
先回、記事の後半で、リストビジネスの重要性について触れています。 それと同時に、久々に小坂裕司氏のことを紹介しました。 そのついでと言っては大変失礼ですが、小坂氏の YouTube チャンネルを拝見し、彼が語るリストビジネスの話題にとても惹きつけられまし...
『ビリー氏の<トリプルA>に見る「選ばれる営業」とは?』を執筆中に、たまたまあるビジネス系メルマガ*1で、あるツールについて紹介していました。 そのツールとは、 &nb...
先回の記事に続いて、私たちのような住宅系スモールビジネスが目指す動画チャンネルに、どのようなものがあるでしょう。 それには同じような規模の工務店で、どんな動画チャンネルがあるか見ていくのが一番です。 今日はスーパー工務店(一つは不動産業ですが)中から三つ...
ここ数年で明らかに変わったことは、情報を得るのに YouTube などの動画チャンネルを利用する機会が増えたということです。 その一番の理由は、プロや専門家の意見が得やすいということがあります。 一般のブログや情報サイトの情報は、専門家ではない、しかも素...
先回「売らない営業」とは「選ばれる営業」と言いました。 そして「選ばれる営業」ということで思い出すのが、昨年記事にした山下義弘氏(通称ビリーさん)の営業法です。 山下義弘氏は保険営業で記録的な売り上げを樹立し、営業コンサルタントとしても活躍される著名な方...
前回の投稿[1]では「売らない営業」について、おおよそさわりの部分についてのみ触れてみました。 今回の記事は前回の続編として、「売らない営業」のより本質の部分に迫っていければと思います。 [1] 『「売る営業」から「売らない営業」への変化と本質』(202...
本コラムでは、従来型の「売る営業」から「売らない営業」というアンチテーゼを敷いてきました。またそのつもりです。 ここでもう一度、「売らない営業」とは何か、またその本質には何があるのか、多分一回では終わらないと思いますが、原点に立ち返ってみようと思います。 ...
以前に上げた記事に、ニュースレターを送る前、自己紹介のレターと「自社が提供する建物の基本仕様や特徴をまとめたレターも作っておきましょう」と書きました[1]。 そして同じ記事の中で、こういうふうにも書いています。 “まれに建物の基本仕様や特徴を、明確にでき...
先週上げた記事で、営業の「質問力」はビジネスオーナーへのアプローチ以外にも、通常の集客の場面でも生かされていると述べています。 今回は「質問力」の【続編】ということで、通常の営業の場面で「質問力」がどのように生かされているかを見ていきます。 営業...
前回の記事で、「ニュースレターこそ、大部分の成功のカギを握って」いると締めました。 この言葉自体は間違いありません。 正しい認識です。 然しながら、飛び込み訪問の成功のカギを握っているのはニュースレターだけではありません。 実はセールスにおいて「...
先日「機会があれば、ビジネスオーナーに対するアプローチの手法についても触れてみますね」と、記事[1]の解説のなかで申しました。 本日のコラムはそれに応えるカタチで、ビジネスオーナーに対するアプローチを上げてみます。 ポイントは大まかに 3 つです。 ビジ...
最近のブログでは、ニュースレター中心に記事を展開していました。 しかしコラムの雰囲気を変える意味でも、そろそろひと段落つけたほうが、良き頃合いかと思います。 そこでニュースレターにひと段落つける意味で、レターライティングで「気をつける事・注意すること」を...
先週のコラムで、ニュースレターとセールスレターのいちばんの違いは「共感や教育を行き届かせる」ことだと書きました。 しかし簡単には言いますが、一定期間でも「共感や教育」を読者と共有するには、ある種の心構えが必要です。 そんな「共感」や「教育」について、ニュ...
実は今朝読んだ、あるメルマガに触発され、今日書く予定だったコラムのテーマを変更しました。 そのメルマガというのはもう 2 年以上読み続けている、とあるコンサルタントの方が発行されているもの。 今朝読んだものは「ランディングページ最適化」について書かれたもので...
先月は主にニュースレターの基礎について、コラムを投稿してきました。 記事は少しでも役立っているでしょうか? 今月どの程度まで深掘りしていくかは未定ですが、先月に続き、取りこぼしたレター・ネタを書いてみたいと考えております。 そんなことで、今日は手紙を...
あなたがレターライティングに本気で取り組めば、数ヶ月もすると、見込みリストが抱える未知なる人への心理拒否をニュースレターで切り崩せます。 実はこれだけでも他社の営業より、頭一つ抜き出た存在になれます。 ただリストの数も十分ではないのに、何のプロモーション...
先回の投稿で、ニュースレターを送るとなぜ「ほぼ自動的」に見込み客が手を上げてくれるか、という問いに対し、「この理由は後日詳しく記事化します」と書いたと思います。 またその際、テーマの都合から「この理由」を「長期間つながりを維持して記憶に残り続けているから」と...
記事は前回に引き続き3つのテーマから、ニュースレターにまつわる疑問について紐解いています。 その意味で今回の記事は、最近のコラム[1]の続編といっても良いでしょう。 また今回の疑問は、ニュースレターの本質に繋がる重要な部分にも触れています。 このコラ...
ニュースレターを導入すると、どのような変化がもたらされるか。 ここではその続編を書いていきます。 ニュースレターの手応えを最初に感じた驚きは、見込み客が“ごく自然に”表れることでした。 前回、割と淡白な調子で書きましたが、このレターの妙味が少しでも伝...
そこで今回と次回、2 回に分けて、ニュースレターを取り入れた場合の変化と兆しについて解説します。 また今回は初回というともあり、ニュースレターのデメリットについても一点だけ触れさせてもらいます。 このコラムでは以前も書いていますが、ニュースレターのデメリ...
ニュースレターの作り方は、何となく理解していただけたでしょうか? ところで、メール配信で届くニュースレターのことを、日本ではメルマガ——実はメールマガジンというのも、日本でしか見られない言葉らしいです——と呼んでいます。 その意味で、私たちが書こうとして...
「仕事はできるだけ自分の感情を交えず、やれればやれる程上手く」 確かこんな内容だったと思いますが、ずいぶん若い頃、雑誌か書籍の何方かで目にした言葉。 これと同じ事を見聞きされた方もいるのではないでしょうか。 今もたまに仕事の指針として、折に触れ...
ここのところニュースレターについて記事を書いていますが、その書き方が分からない方も多いと思います。 実は昨年の夏前に、このコラムでニュースレターの始め方などの記事を結構あげています。 ただそれを見つけ出すのも、何かと面倒だろうと思いました。 そこで以前...
最上のマーケティング的ゴールに、「顧客のファン化」というものがあります。 似たようなことは随分昔から言われていまし、もちろんこのコラムでもこのことは度々触れています。 手前事ですが、かつて現役だったころ飛び込み訪問の道すがら、自分がもしもどこかのアイドルグ...
ある分野で成功した方が——お名前と彼が関わっているジャンルは、あえて伏せさせて下さい——言われていたことですが、彼曰く「才能と努力とが結びついたところにお金というものが生まれる」のだと。 これはしごく単純明快。 そして多くの方が納得される答えだと思います。 ...
最近の日課は、ゴールデンウィーク以降に保存して溜め込んだネット記事を丹念に読むことです。 そして今日上げるテーマも、そんな中から得た「気づき」からとなります。 普段コラムを書く際、「お客様」や「顧客」に関して、特別な使い分けをしているわけではありません。 ...
小耳に挟んだごくプライベートな情報ですが、知人の娘さんの学友が、とある会社の新卒採用の内定を辞退されたとのこと。 詳しく話しを聞くと、その会社は内定期間でも——多分社長あてと思いますが——何やら営業についてのレポートの提出を義務付けたと言います。 そして、...
トレンドワードではありませんが、最近、気になる言葉に「リピート」、あるいは「リピート構造」というものがあります。 そしてこのワードがメールマガジンなどで、割と頻繁に目に付きます。 メルマガやニュースレターが、スモールビジネス向けのものが多いということもあります...
先日の投稿[1]で、「基本仕様や家の特徴をまとめたレターは、あなたの会社の経営理念を表す」といったことを述べました。 これはとりも直さず、マーケティング用語でいうポジショニングについても、同時に言及しています。 ポジショニングとは、ターゲットである顧客・見込み...
あるメルマガあてに、「売る人」と「売れない人」の違いを教えてほしいと、読者からの質問がありました。 その答えとしてこのメルマガライターは、それぞれの特徴を、まさに思いつくまま上げています。 ——もちろん例外は存在し、そしてあくまで「傾向」と断った上ですが。——...
さて、展示場や現場見学会の来場者には、一般的なフォローメニューがあります。 ちょっと古いかもしれませんが、以前は来場当日の夕方から夜にかけて訪問する「即訪」といわれるものがありました。 (会社や地域によって、呼び方に違いがあるでしょうが、、、) 昔は...
「展示場を中心とした営業の進め方」という記事を、【基礎編】【応用編】【まとめ編】と、三つに分けて書き終えたところです。 ただ【まとめ編】で登場する「売らない」営業について、説明不足だったことは反省の言葉しかありません。 そこで補足記事として、「展示場を中心とし...
もう少し先のことと想像しますが、営業も淘汰される時代が来ると、各方面で耳にします。 ただこれは営業職に限ったことではありません。 現状では、医療従事者を除くほぼ全ての業種で「人材の淘汰」が始まるでしょう。 ただそうした流れに関係なく生じそうなのが、肝心...
少し長くなりますが、「振り返り」の意味を込めて、前回投稿した後半の一節を再度取り上げます。 “「アポが取れる着座」とは、お客様が営業に聞きたいこと(確認したいこと)を抱えて座ってもらう。 また、そのような心理状態で座って話を聞くから、次回アポが堅くなるので...
前回に引き続き、「展示場を中心とした営業」について見ていきましょう。 記事の概要は、 「営業がお客様に売り込んで良い数少ないチャンス」である展示場案内の“場のメリット”について 来場者が「自然な会話」をできる相手と見做すのに、求められる要素 などが中心です。 ...
記憶が正しければ、このコラムの初回も、たしか「展示場案内」をテーマに口火を切りました。 その後展示場案内に関しては、少ないながら、折に触れて記事中で言及しています。 ただ主題に「展示場案内」に設定してコラムを書いたのは、初回の投稿と今回の 2 回だったよう...
良い意味でコンテンツに「教育」を感じるウェブサイトに無印良品があります。 そして無印良品にはハウジング部門として「無印良品の家」があります。 実は筆者、長年に亘り、無印良品の隠れファンとして商品を愛用してきました。 また「無印良品の家」についても、気持ちと...
先週上げた記事で、ユニクロジーンズのヒットの裏側に、多くの「教育」があったとする仮説を試みたところです。 ただ読者のなかには、たとえそれが「教育」だったとしても、それが個々の住宅営業が試せるものでなければ、あまり意味のある仮説とは言えないと感じた方も多いで...
2017 年に惜しくも他界され、専門の英語学以外にも多方面にわたる評論活動で著名な上智大学名誉教授、渡部昇一氏。 氏の古典的名著、『知的生活の方法』(講談社 1976/4/20)を、先日、実に学生時代ぶりに読み終えたところです。 実際、ここに書かれてある「...
筆者はいまでも営業本を購入しています。 特に現在は現役を退いていますから、「無理して営業本など読まなくても良いのでは」と思う方もいるでしょう。 でも良い本に出会うと、人生は確実に豊かになります。 そして読みたい本があれば営業本であろうと、何であろうと買って...