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専門コラム 第87話 おしゃれな部屋を諦めない!安全インテリア雑貨&飾り方のコツ

   

昨今の災害や予想される地震など、ニュースに不安を覚える方は少なくないと思います。

 

万が一の事態に備えている方は多いかと思いますが、室内を彩る装においてはどうでしょうか。

 

今回は、お部屋の安全性を確保しつつおしゃれな部屋は諦めたくない!

 

そんな方におすすめのアイテムや対策をご紹介いたします。

  

おしゃれな部屋を諦めない!安全インテリア雑貨&飾り方のコツ

割れ物は転倒防止対策で安心

 

 

おしゃれな花びんや写真立て、オブジェには陶器やガラス製が多いですね。

 

しかし地震の場合、落下事にぶつかったり、割れて足元に破片が散らばると、ケガにも繋がってしまいます。

 

そんな割れ物にはあらかじめ、専用ジェルやタグで転倒防止策を施しましょう。

 

おすすめは美術館や博物感でも使用されている「ミュージアムパテ」。

 

底部分に貼るだけで見た目を損なわず、ホールド力が強いのに長時間貼っていてもベタつきが残りません。

 

無色透明のジェルタイプもあり、こちらはガラス製品などにぴったり。

 

このような転倒防止商品は、さまざまタイプがあるので、家具の色や好みの使用感に合わせて、お気に入りのものを見つけておくと良いですね。

 

壁を彩るアートはフレーム選びと金具がポイント

 

  

お気に入りのアートはフレームに入れると、高級感が高まります。

 

だけど地震の時は落下が気になるアイテムでもあります。

 

木製は質感がいいのですが、大きなアートを飾る場合は、重さの軽い樹脂製がより安心。

 

またフロントパネルには、割れても飛散しないアクリル製を選ぶことをおすすめします。

 

また壁に掛ける場合は、しっかりと壁に固定できるストッパー付きの「地震対策用吊り金具」が外れにくく安心。

 

大きなポスターを掛けたい場合は、あえてフレームを使わず、100均などで手に入る貼ってはがせる粘着ゴムを使うのも手軽でおすすめです。

 

火を使わないキャンドルウォーマーが安全&おしゃれ

 

 

揺れる灯りと穏やかな香りが魅力のアロマキャンドルですが、小さなお子さんやペットのいる家庭ではちょっぴり心配ですね。

 

そんなときは電気の力でロウを溶かし、香りをふんわりと拡散させてくれる「キャンドルウォーマー」はいかがでしょう。

 

火を使わないから煤が発生せず、デザイン性も高いのでゆったりとリラックスしたいひとときに最適なインテリア小物になります。

 

ただロウは蒸発しないので、香りがなくなったら上のロウをスプーンで取り除くなど、ちょっとした手間が必要になります。

 

コードレスで見た目すっきり「充電式ポータブルライト」

 

 

おしゃれなインテリアに欠かせない多灯照明。

 

でも配線が増えてしまうと、ごちゃごちゃとした印象になりやすく、危険な「たこ足配線」にも繋がりやすいですね。

 

そこでおすすめしたいのが、昨今注目されている「充電式ポータブルライト」です。

 

コードレスなので見た目がスッキリするだけでなく、ダイニングやベッドサイド、シェルフの上など好みの場所に移動ができます。

 

光源はそれほど明るくありませんが、むしろあたたかい灯りが寝室や食卓の上にぴったり。

 

ホテルやレストランのようなムードある雰囲気を作れるのはもちろん、暮らしに安心感や便利性をたらしてくれますよ。

  


 

いかがでしたか?

 

すでに対策している方もそうでない方も、お部屋の安全性を見直すのは定期的にやっていきたいですね。

 

安心して過ごせるお部屋づくりのヒントになれば幸いです。

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。