専門コラム 第86話 大胆な模様替えに効果的!ソファなしリビングの魅力とは
リビングの主役であるソファ。
くつろぎスペースにはなくてはならないアイテムと、無条件に考える方は少なくないと思います。
しかし昨今、ソファを置かずに広く暮らす「ソファなしリビング」も注目されています。
そこで今回は、ソファのないリビングのメリット・デメリット、そしてソファなしでもおしゃれに寛げるポイントについてご紹介いたします。
大胆な模様替えに効果的!ソファなしリビングの魅力とは
ソファなしリビングのメリット・デメリット
ソファのないリビングは、広く使えることの他にさまざまなメリットがあります。
もちろん気になるデメリットも。
代表的なものをあげてみましょう。
ソファのないリビングのメリットには、こんなことがあります。
- 部屋が広く使える
- 床でゴロゴロできる
- 小さな子どもが安全に遊びやすい
- 掃除がしやすい
ソファなしリビングは、部屋を広々と使えるのが最大の魅力。
空いたスペースで子供が遊びやすくなり、ソファから落下の心配もなくなります。
もともとソファがあるのに、つい床に座ってしまうという方にとっては、ラグの上でゴロゴロ寛げる点も嬉しいポイントです。
けして安くはない家具なので、買い替えやメンテナンスをする必要がないのも、時間・金銭面で助かる点と言えるでしょう。
反面デメリットには、以下の点があげられます。
- 来客時に困る
- ちょっと座りたいときに困る
- 背の高い家具とバランスが取りにくい
ただ、ダイニングとリビングは続き間が多い昨今の住宅事情を考えると、ちょっと座りたい時や来客時は、ダイニングセットで事足ることもあるでしょう。
ソファなしリビングを快適にするアイテム
肌触りが良くクッション性の高いラグを選ぶ
ラグを敷くことで、さりげなくダイニングとのゾーイングができ、インテリアのバランスが取りやすくなります。季節に合わせた肌触りの良い生地や、クッション性の高いラグを選べば、いつでもゴロンと寛げるスペースに。赤ちゃんのいる暮らしにも、安心感がありますね。
低く暮らせる家具を選ぶ
リビングでちょっとしたお茶や軽い食事をしたいときは、小さなローテーブルを用意するといいですね。コンパクトなサイズなら端に移動させやすく、スペースの有効活用にもなります。
床に長時間座るのが疲れる方には、座椅子やプフなどを置くのも心地よく過ごせる工夫です。また周囲に置く家具は、できるだけ低いものを選ぶのも、座った時に圧迫感を感じさせないコツです。
ゆったり座れるパーソナルチェアを置く
ゆっくり腰かけて映画を観たり読書をするなら、パーソナルチェアをプラスしても。昨今は、アウトドアブランドやガーデンファニチャーのお店でも、デザイン性のある屋外屋内両用のリラックスチェアが色々と見つけられます。軽量なので移動させやすく、丈夫で折り畳みできるものもあり、室内でソファ代わりに使う方も増えていますよ。
いかがでしたか?
ソファのないリビングは、子育て中のご家庭にはもちろん、空間を広く見せたい方や思い切った模様替えに挑戦したいという方にもおすすめです。
そろそろソファの替え時かな…とお考えの方も、一度検討してみるのもいいかもしれませんね。
もともと技術的なことが大好き。
前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。
そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。