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専門コラム 第84話 酷暑も気分は涼しく!夏を快適にするお部屋づくりのヒント

   

以前に比べ、ここ数年暑い時期が長くなったと感じることはありませんか。

 

有名な格言で「家づくりは夏をもって旨とすべし」と、吉田兼好の「徒然草」にありますが、まさに酷暑の夏こそ、体も心も快適な家づくりを目指したいものです。

 

そこで今回は、少しの工夫で涼やかに感じるお部屋づくりについてご紹介いたします。

  

酷暑も気分は涼しく!夏を快適にするお部屋づくりのヒント

空気を通りやすく!家具の配置をチェックしてみよう

 

 

藁で作られた多面体が素朴で温かみのある「ヒンメリ」。

 

まず、モノが多くごちゃごちゃとした部屋は、それだけで暑苦しく感じるもの。

 

不要なものを手放す、しまう習慣を今一度意識してスッキリとした空間を目指しましょう。

 

次に、暑さ対策として家具の配置をチェックしてみましょう。

 

特に昼間に直射日光のあたる壁や窓は、夜も熱や湿気がこもりがち。

 

そういった壁にはできるだけベッドを壁付けにしない、逆に本棚など背の高い家具を壁付けにして、家具と壁の間に少しすき間を開けて配置するのがおすすめです。

 

そうすることで空気が通りやすくなり、家具の傷み防止やカビ対策にも繋がります。

 

寒色で体感温度を下げる

 

 

人は心理的に青や水色、藍色などの寒色を見るだけで、体感温度が2~3℃下がると言われています。

 

暑い時期こそ、そんな色の力を積極的に取り入れてみませんか。

 

特にラグやベッドシーツ、テーブルクロスなどは面積が広く、一枚で涼しい印象に。

 

その他にクッション、ランチョンマット、アートなども比較的取り替えやすくおすすめです。

 

また寒色には北欧スタイルに合う明るいブルーから、西海岸風やブルックリンスタイルに合うインディゴブルーなど、幅広いカラーバリエーションがあります。

 

お部屋のインテリアスタイルに合わせて、この夏はブルーを基調とした模様替えに挑戦してみてはいかがでしょう。

 

ラタンやバンブー素材で涼しさを演出

 

 

丈夫な籐(ラタン)や竹(バンブー)は夏に最適な素材です。

 

どちらも通気性に優れ、湿気に強く軽量なので持ち運びも簡単です。

 

たとえばチェアに取り入れれば、涼し気なインテリアのアクセントになったり、ベランダやデッキでの夕涼みにも活躍するでしょう。

 

特に日本古来から使われてきた「竹」は、今では世界中で注目されるサステナブル素材です。

 

家具をはじめラグやランプシェード、小物など幅広い製品が揃っており、比較的手に入りやすい価格も嬉しいポイント。

 

今っぽいデザインも多いので、トレンド感のあるお部屋つくりをしたい方はぜひ取り入れてみてください。

 

  


 

いかがでしたか?

 

暑い季節を楽しく乗り切る、お部屋づくりのヒントをご紹介しました。

 

外気との温度差で体調を崩しやすいこの季節。

 

賢く体感温度を下げる工夫をして、おうち時間をより快適にしていきましょう。

    

 

 

記事提供:オフィスアシスト Michi  担当 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。