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専門コラム 第284話 新しい世代が運んでくる「目に見えない世界」の波

    

「基礎練習」が大事というコラム。
皆さんにはどのように響いたでしょう。

さて、そうこうしているうちに、今年もすでに 8カ月を経過。
連日危険な暑さとなった7月は、全国の平均気温が7月としてはこの100年余りで最も高くなったそうです。

今年の「営業マン応援コラム」は、これまでどおり「ニュースレター」ネタを中心に、「営業レター」や、特に後半戦は「知識の営業」について、いろいろと意見を書かせてもらいました。

また直近では、本コラムで初めての試みとなる、精神世界・スピリチュアルにも言及しています。

最近では「波動」というワードを使っています。またその しばらく前からは「SBNR*¹」のことにも触れています。

営業とスピリチュアリズムは、切っても切れないない深い関係になるのではと筆者はみています。


  • *1「SBNR」とは・・・「宗教的ではないがスピリチュアル」という意味。特定の宗教への信仰は持たないが、物質的な豊かさ以外の精神的な豊かさを求めるスタンスを指す。

  

新しい世代が運んでくる「目に見えない世界」の波

1 アメリカでは 18 歳以下の 8 割の人が「SBNR」層という事実

 

「SBNR」という言葉。
これを初めて耳にする方も居るでしょう。

「SBNR」とは「Spiritual But Not Religious」の略。
直訳すると「無宗教型スピリチュアル層」となります。

そして驚いたことに、全米では 18 歳以下の 8 割強が「SBNR」層だと言います。
つまり「SBNR」は、意外と学生、若い層に広がる考え方のようです。

ということは、次に働く世代へ突入する人の大半が、「SBNR」世代だと言っていいでしょう。
コロナ禍がひと段落した後の世界は、働く世代の若い中心層が、スピリチュアルについて柔軟な考え方を持つ世代(特に欧米では)ということです。

日本でいう昭和の後期、またそれに続く平成生まれの世代は、物質、あるいはお金があるこそ豊かさの象徴でした。しかし新しいカルチャーでは「目に見えない世界」こそ、豊かさの源泉があると。古い世代の方は、否応なしに価値観の転換が求められてくるでしょう。

こちらの動画[1]でも言っていることですが、断捨離で「ときのひと」となった「こんまり」こと近藤麻理恵さんは、「ときめかない物は捨てましょう!」ということを提唱し、一躍アメリカでも有名になりました。まさに「心の豊かさ」を主張して全米で広げました。

おそらく数年前に起きた「こんまりブーム」は、全米の若い世代に「心の豊かさ」が広がるキッカケをつくったのではないでしょうか。 「SBNR」と聞くと「何だか難しそう」、あるいは一見すると、これまで出会ったこともない「新しい考え方」のように感じます。
でも全然そんなことはなく、ようは、スタートラインは物質的な断捨離です。


[1] [心の豊かさを追い求める時代。注目の「SBNR」とは?](https://www.youtube.com/watch?v=GFmVbHd4I2I)

    

2 あらためて「波動の高い人」とは?

 

そして物質的な断捨離が進めば、精神的な断捨離も進みます。

精神的な断捨離が進むと、今度はただ生かされていることへの感謝、周囲への気遣いを忘れず、それをベースに行動する人が出てきます。
いわゆる「波動が高い人」というのはそのひとりで、何より感謝の心を忘れないという特徴があります。

また以前このコラムで「波動の高い人というのは、相手の立場をよく理解できる人、想像できる人」ということを書きました。この言葉をもう一度ここで復唱しておきたいと思います。

そして良い行いを日々積み重ね、朝目覚めた時感謝の思いを持ち、明るい笑顔で挨拶をする。
そして愚痴を言わず、前向きな思いで仕事をする。
そういう人の側にいると、周囲の人も気持ちよくなるものです。 またそういう人のことを、神様も放ってはおきません。
そして一般に波動の高い人は、思った通りのことを引き寄せます。一旦こうなると、健康的でまさに夢のような生活が待っています。お金で苦労することも二度となくなるでしょう。

  

3 「引き寄せ」は誰にも可能なのか?

 

筆者はこの状態になるのに、ニュースレターを体得してから数年の月日が掛かりました。
そして保証はできませんが、私にも出来たことですから、皆さんにも可能なこだと考えております。

ただ引き寄せはニュースレターなどとはことなり、誰もができることではありません。
統合という一種のワークのようなこともありますし、人によっては越えなければいけないカルマなども出てきます。

始めは筆者も、スピリチュアルについて全然信じていませんでした。
それを証拠に、スピリチュアル関連の書籍は全てきれいに断捨離をしました。
唯一残しておいた、シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』も、スピリチュアルやニューエイジというより、女優・作家として彼女の作品が好きだったからに過ぎません。

そんな筆者ですが、数年前の母親の死を契機に、長男である自分が家族の仏壇を引き継ぎ、せっせとこれに朝晩祈ることを続けていました。発端といえばこれぐらいです。

そして筆者もまだ勉強の途中の身です。
こうしたことの情報なども、今後もお伝えできればと考えております。

ということで、今日は近況報告のようなコラムとなり、失礼させて下さい。

  

 

  

   

記事提供:経営ビジネス相談センター(株) 代表取締役 中川 義崇

 

弊社は、日本で唯一の『営業マンのための人事考課制度』を専門的に指導するアドバイザリー機関です。

営業マンの業績アップを目的とした人事考課制度を構築するための指導、教育・助言を行っています。

また、人事考課制度を戦略的に活用し、高確率で新規顧客を獲得するための方法論を日々研究しています。