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専門コラム 第30話 本当に必要?見直してみたいモノ3選

   

断捨離、ミニマリストなんて言葉が巷で頻繁に聞かれるようになったここ数年。

 

手放すことの難しさ、手放したときの開放感や達成感を多くの方が感じることができたのではないでしょうか。

 

必要のないモノがなくなると、空間も気持ちもすっきり、暮らしや心にも余裕を持つことができますね。

 

そこで今回は、当たり前にあるモノたちの「本当に必要か?」を改めて考えるメリットをご紹介。

 

これから家具を買い替え予定の方や、もっと部屋をスッキリさせたい!とお考えの方は、ぜひヒントにしてみてくださいね。

 

  

本当に必要?見直してみたいモノ3選

1. ダイニングテーブルとソファはどちらか一つで充分

 

ダイニングリビングでは、数ある家具の中でも「テーブルとソファ」が大きくスペースを占めています。

 

でもどちらも必ずしも必要か、と言えばどうでしょうか。

 

たとえば食事には、あればカウンターを利用したり、ダイニングテーブルとソファ兼用の「ダイニングソファ」に切り替えるのもひとつの選択肢です。

 

LDKスペースもグンと広くなって、ソファとテーブル&椅子、両方を揃える必要がないので、ちょっぴり贅沢な選択もできそうです。

   

  

2. センターテーブルはなくてもOK

  

ソファ前のコーヒーテーブルは、リモコンや雑誌などの、なんとなくのモノ置場になっていませんか。

 

リビングをよりすっきり見せたいなら、小さめのサイドテーブルが便利ですよ。

 

前かがみにならなくてもスマートに飲み物が取れますし、所作もエレガントに見えるのも魅力。

 

もしもちょっとしたスナックなどを置きたいなら、入れ子タイプのテーブルがシーンによって使い分けられるのでおすすめです。

 

ちなみにリビングにはゴミ箱を置かないことをおすすめ。

 

どんなにおしゃれなゴミ箱も、存在自体が「ゴミを入れる容器」に変わりなく、なくても慣れさえ不便を感じません。

 

ゴミの回収や掃除面でも楽になるだけでなく、生活感が払拭され寛ぎにふさわしい空間になりますよ。

 

 

3. テレビのない暮らしもあり

 

リビングにテレビを置くのが当たり前だった時代は過ぎました。

 

今はそれぞれが見たい時にスマホやタブレットでも見れますし、テレビ離れをする方も少なくありません。

 

また「無機質な画面がインテリアを損なう」と考える方も多く、代わりにスクリーン画面や壁に投影できるプロジェクターを設置する方も増えています。

 

つけっぱなしで何となく見るテレビより「見たいものだけ大画面で思いっきり楽しむ」というメリハリのある時間の使い方も、暮らしを豊かにしてくれるかもしれません。

 

 


   

 

いかがでしたか?

 

子供の頃から当たり前のように家庭にあったモノたち。

 

「置かない」という選択は、住む人や世代によってはかなり迷いが出る決断でしょう。

 

ですが暮らしの変化とともに、私たち自身の「当たり前」も変える必要を時に感じることも事実。

 

買い替えや模様替えの際には、一度立ち止まって「本当に必要?」と考えてみるのも、良い結果に繋がるかもしれませんよ。

  

 

    

  

記事提供:オフィスアシスト Michi  代表 中川 美智子

  

もともと技術的なことが大好き。

前職は医薬品の工程設計や設備設計に携わり、実際にモノづくりの現場を経験しています。また、技術資料も日常的に制作していました。

そこで培った解析力をもとにお客さまの会社や製品の技術的な良さ、魅力をわかりやすく整理し、デザインを通して発信いたします。